人生初ハワイは「ビーチで黄昏れたい」　渋野日向子は“心身癒して”次なる戦いへ

＜ANAインスピレーション　2日目◇2日◇ミッション・ヒルズCC（米カリフォルニア州）◇6865ヤード・パー72＞

米国転戦初戦となるメジャー大会で、予選カットラインに1打及ばないトータル2オーバー・72位タイに終わった渋野日向。カリフォルニアでの決勝ラウンド進出は逃したが、2週後の「ロッテ選手権」（4月14〜17日、ハワイ州）には“気持ちを切り替え”臨んでいく。

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「グリーン周りのアプローチは私の技量じゃ無理！ アメリカでやってないとすごく難しい。なかなか日本にはない芝の長さ」など、この2日間は改めて日米の違いを痛感する時間となった。「めっちゃ悔しい。ひたすら練習するしかないし、アメリカで戦わないと克服できない。毎回同じこと言っているけど…」と苦笑いを浮かべながら、この転戦期間に“米国仕様”へと自らを鍛えぬく決意を強めた。

米ツアーは1週間のオープンウィークを挟み、ハワイでの戦いに舞台を移す。今週手こずった芝なども、また雰囲気が一変するが、「その場その場で練習をしないといけない。グリーン周りのバリエーションが必要」と、少し早めに現地入りし対策を練っていくつもりだ。

来週は基本的に「練習」にあてるが、自身初となるハワイ上陸については「めちゃ楽しみ。観光とかでも行ったことない」と目を輝かせる。もちろん新型コロナウイルスの影響もあって、リゾート地を満喫…とまではいかないだろうが、「とりあえずビーチで黄昏れたい。何も考えずに黄昏れたい。そういう時間も必要」と、澄んだ波音と美しい夕日に癒されながら、次なる戦いへと向かっていく。