比較的起伏のないコースだが、予選1日と決勝ラウンドが開催されるサイプレスクリークは、チェト・ウイリアムスによって18年に改造され、6731ヤード・パー71と女子にとっては長いコースになった。
そしてなんといっても特徴はグリーンにある。その大きさは9581平方フィートで、オーガスタナショナルGC(6486平方フィート)の約1.5倍、ペブルビーチGL(3500平方フィート)の2.5倍以上というから、どれくらい大きいか想像できるだろう。
さらに砲台で傾斜もきつく、渋野日向子も「グリーンの長さが60ヤードのホールもある。長い番手で打たされるのでアプローチ勝負になる」と話すほどだ。一方ジャックラビットコースは6558ヤード・パー71と距離は短くなるが、それでも「グリーンの幅が狭い分、ショットのコントロールが重要」と話す。
12月開催で日照時間が短いため女子ではめずらしく2コースを使用。そのおかげで出場はフルフィールドの156名、日本勢も総勢19名が出場できるチャンスを得た。チャンピオンズが創設した伝統あるコースでの戦いは10日午前9時20分(日本時間24時20分)に開幕する。
