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永久シード・片山晋呉が満身創痍でも挑む シニア日本一の称号

今年のシニアゴルファーのナンバーワンを決める戦い「日本シニアオープンゴルフ選手権」。14日の開幕を控え、レギュラーツアー通算31勝で永久シードを保持する、シニアルーキーの片山晋呉が大会への意気込みを語った。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年9月13日 16時59分

<2023年度(第33回)日本シニアオープンゴルフ選手権 事前情報◇13日◇能登カントリークラブ 日本海・はまなすコース(石川県)◇6993ヤード・パー72>

レギュラーツアー通算31勝で永久シードを持つ片山晋呉。今年1月30日で50歳となりシニアルーキーとなったが、ここまで4試合に出場し最高は6月(スターツシニア)の4位タイに終わっている。

「若干どころじゃないくらいの騒ぎ。時間がかかるタイプというのもあるのですが、自分の立ち位置とか慣れるのに大変です」。

レギュラーツアーからシニアツアーに参戦した選手の多くが口にするように、その環境の変化に片山も戸惑っているが、「自分が想像していたこと、雰囲気など少しずつずれている、一致していない。それでも先週も試合に出場(コマツオープン、13位タイ)し、少しずつ埋められている気もします」と、決して表情は暗くない。

それよりも気にしているのは腰の具合だろう。レギュラーツアーのフジサンケイクラシックを途中棄権したが、「先々週から悪いですね。ぎっくり腰に近い状態で練習はできず、ほぼ回っている状態」という状態だけに、4日間大会は厳しいものもあるはずだ。

しかし、意気込みを聞かれると「優勝しかねらっていません」と力強くコメント。「レギュラーツアーで一番ほしいタイトルは、毎年日本オープンだった。初めての日本シニアオープンですが、一番強い思いで臨みますよ」。

永久シードの25勝目を決めたのも、2008年の日本オープン。片山がいうように、日本一の称号には思い入れがある。どんな状況、状態であろうが、強い気持ちで初年度からシニアナンバーワンの座を狙いにいく。

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