藤田寛之の軽硬シャフト&エースパター【写真】
一方で、20年から参戦している国内シニアツアーでは、3年目で初めて出場義務試合数をクリアし、初優勝を含む2勝を挙げて賞金ランキング2位に入った。これで、賞金ランキング10位以内の上位2名の資格で、来年のシニアメジャー「全英シニアオープン」、同4位以内の資格で「全米プロシニア」と「全米シニアオープン」の出場権を得た。どんな心境の変化があったのか。改めて本人に激動の2022年を振り返ってもらった。
■シード復活を目指したレギュラーツアーでは賞金ランキング109位でしたが、シニアツアーでは賞金ランキング2位に入りました。この1年をどう評価していますか?
「当初は『レギュラーツアーでのシード復帰』を、自分の最大のテーマとしてスタートしました。でもなかなかレギュラーツアーのレベルについていけず、結果が残せないまま6月にシニア(スターツシニア)で初優勝した。以前からメジャーにこだわっているところがあって、その優勝がきっかけで、“もしかしたら”って思ったんですよね」
■ちょっと待ってください。その優勝した試合でシニアメジャーの可能性が出てきたときに、「シニアにシフトしますか?」って聞いたら、「レギュラーでも頑張りたい」っておっしゃっていましたよね?
