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「オーラがある」と感じさせる“日の丸”ウエア 提供するユニクロと選手の緻密なやりとりで進化していた【合宿潜入】

JGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチームが行った2月上旬のオーストラリア合宿に潜入し、その強さの秘密を探った。選手が着用するウエアやキャップは昨年からパートナーシップを結ぶユニクロが提供している。選手の要望を聞いて改良するなどウエアにもこだわりがあった。

所属 ライター
田中宏治 / Koji Tanaka

配信日時:2026年2月14日 14時15分

選手たちも憧れを抱くナショナルチームのウエアはユニクロが提供している(撮影:田中宏治)
選手たちも憧れを抱くナショナルチームのウエアはユニクロが提供している(撮影:田中宏治)

JGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチームのウエアは、昨年からJGAとパートナーシップ契約を結ぶユニクロが提供している。今年のウエアは昨年のメンバーのリクエストを受け、改良が加えられたものだ。ユニクロでは今年のメンバーにも聞き取りを行っており、来年、再来年とこれからも進化が続く。今回はユニクロとナショナルチームメンバーのやり取りを覗いてきた。

【かっこいい】近くで見ると日の丸と”JAPAN”とユニクロが目立ちます

日の丸あるいは「JAPAN」の文字が躍るナショナルチームのウエアは、選手たちが憧れてきたもの。それぞれに特別な思いを持って袖を通している。昨年から選出されている田村軍馬(東北福祉大3年)は「ナショナルチームのウエアを着ている選手は、オーラがあるなと思って見ていました。今、自分がどう見られているのかは分からないですけど、初めてこのウエアを着て出場した試合はフワフワして慣れない感じでしたね」と初めて身を包んだ時のことは今でも覚えている。

そのウエアがユニクロであることを特に喜んでいたのが、小田祐夕(長門高校1年)だった。彼女はユニクロ創業の地であり、現在も本社を置く山口県出身。インスタグラムにも「同じ山口県で嬉しかった」と投稿している。

そんな選手たちにとってナショナルチームのウエアといえば、『赤』という印象が強いようだ。昨年は赤がなかったことから多くの要望があった。今年はポロシャツに赤が採用されており、男女を問わずに好評だ。後藤あい(松陰高2年)や岩永杏奈(大阪桐蔭高2年)らはさらに「下も赤が欲しいです」とリクエスト。色に関しては廣吉優梨菜が「青白とか、色を組み合わせたシャツがあったら爽やかでいいかなと思います」と話していた。

ナショナルチームへの思いの強さの表れなのか、後藤や佐藤快斗(東北福祉大2年)は「帽子の“JAPAN”のロゴはもっと大きい方が目立っていいと思います」。速乾性やストレッチなど、ウエアの機能面については多くの選手が満足している分だけ、話を聞くと、細かなリクエストが出てくる。

女子のスカートは選手たちの声を受けて改良されたもののひとつだ。昨年は後ろの真ん中に1個というデザインだったが、今年は左右に1つずつ。ヤーデージブックやボール、ティを入れるのに使い勝手良くなった。

一方で「ウエストがゴムでベルトをしなくていいのはすごくいいんですけど、ラウンドの後半にゴムがずれてくると、ポケットもよれてヤーデージブックが入れづらくなることがあります」(佐藤涼音)と新たな改善点も見つかった。

ウエアは世界の舞台で戦う選手たちを支える武器のひとつ。選手が気持ちよくプレーする“勝負服”も年々進化を遂げている。これからもユニクロが選手たちの思いに寄り添い、理想を追い求めていく。(文・田中宏治)

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