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深堀圭一郎は「動かない体」と向き合いシニア2勝目 勝因は“振り切れる体作り”と“ハーフショット練習”

深堀圭一郎は「動かない体」と向き合いシニア2勝目 勝因は“振り切れる体作り”と“ハーフショット練習”

配信日時:2022年9月11日 09時00分

優勝副賞のコマツミニショベルに乗る深堀圭一郎(提供:日本プロゴルフ協会)
優勝副賞のコマツミニショベルに乗る深堀圭一郎(提供:日本プロゴルフ協会)
コマツオープン 最終日◇10日◇小松カントリークラブ(石川県)◇6958ヤード・パー72>

ツアー屈指のショットメーカー、深堀圭一郎は苦しんでいた。切れ味鋭いアイアンショットを武器に、レギュラーツアーでは「日本オープン」のタイトルを含むツアー通算8勝。だが、シニアツアーでは参戦4年目ながら昨年7月の「北海道ブルックス MORE SURPRISE CUP」で挙げた1勝止まり。ドライバーの飛距離もアイアンの正確性も、シニアでは頭1つ抜けている。なのに、成績が出ない。

ラウンド中に見せた“片足スクワット”を深堀本人が再現【動画】

今年はこの大会に入るまで6試合に出場してトップ10は1度だけ。4月の開幕戦「金秀シニア 沖縄オープン」では、3日間で「72、75、74」とアンダーパーが1度もなかった。「今年に入って何が原因かわからないけど、体が思うように動かなくて、調子が悪くて苦しんではいた。本当に最初のうちは全然ひどくてゴルフにならなかった」。

何とか調子を取り戻そうと試行錯誤の日々が続く。8月上旬に出場したレギュラーツアー「日本プロゴルフ選手権」では、クラブを一新。「ドライバーのシャフトを替えたりとか、カーボンシャフトのアイアンにしたりとか。全部替えてもどうにもならなくて『84』を打ちました」。初日は「74」、2日目はバーディなしで7ボギー・3ダブルボギーの「84」を叩いて予選落ち。2日目のフェアウェイキープ率は28.6%で全体136位、パーオン率は38.9%で129位、平均パットは2.29で139位だった。

日本プロでは惨敗に終わったが、夏を境に体は「だいぶ動くようになってきた」。

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