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林8回『74』→林1回『62』 清水大成が上位カムバック「超なんとかなりました(笑)」

林8回『74』→林1回『62』 清水大成が上位カムバック「超なんとかなりました(笑)」

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年11月19日 17時57分

裏街道で大爆発 ショット復調の清水大成が初Vを視野に入れた
裏街道で大爆発 ショット復調の清水大成が初Vを視野に入れた (撮影:米山聡明)
ダンロップフェニックス 3日目◇19日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>

インコースの“裏街道”から23歳が大爆発した。41位タイから出た清水大成が、コースレコードに1打と迫る9バーディ・ボギーなしの「62」でラウンド。首位と4打差のトータル10アンダー・5位に急浮上し、悲願の初優勝にグッと近づいた。

ベースボールグリップでかっ飛ばす 清水大成のスイング【連続写真】 

持ち味は何と言ってもその飛距離。ベースボールグリップで繰り出すドライバーの平均飛距離は300ヤードを超える。今季は自慢のショットに悩む時期も長かったが、10月半ばにカリスマコーチとして有名な内藤雄士にアドバイスをもらって復調。初日は「67」の5位タイで飛び出したが、2日目は「74」と失速。「きのうはショットの状態が良くなくて、(ティショットで)8回林に入りました。パットも良くなかった」と思い通りにいかなかった。

きのうのホールアウト後は、打撃練習場には向かわず練習グリーンで1時間ほどボールを転がしてコースを後にした。「パッティングだけやっておけば何とかなるかなと思っていたら、超なんとかなりました」と笑った。

今日のスタート前は、手打ちのクセを修正するために内藤コーチに言われた「胸を回して始動する。インサイドに引きすぎない」という言葉を再確認して「いい感触だった」とコースに出ていった。スタートから3ホール目の12番パー4で林に曲げたが、2打目で花道に運んで15ヤードほどの距離をチップイン。ピンチから一転バーディを奪った。その後はティショットが林に入ることなく、8バーディを奪取。「今日は林に入ったのは1回だけ。後半は全部コース内にいました」とティショットが安定してチャンスを演出した。

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