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大リーガーとのラウンドでは“爆笑体験”「こんなに分かれるんだ…」 2年目へ福田萌維はプロ野球選手から刺激

福田萌維がプロ2年目のシーズンへ意気込みを話した。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2026年1月16日 10時00分

野球トレに打ち込む福田萌維。2年目の進化を目指していく。
野球トレに打ち込む福田萌維。2年目の進化を目指していく。 (撮影:ALBA)

宮崎・日章学園高3年時に初めて受けた2024年のプロテストに合格。19歳の福田萌維は、ルーキーイヤーだった昨季を終え、さらなる成長を目指す2年目のシーズンを迎える。「体の状態はいいです。スイングもできあがってきた。あとは細かい部分と、クラブを見つめ直してスイングや体に合っている最適なものを探すのが課題です」。開幕まで、ここに注力していく。

【写真】“メジャーリーガー”とラウンドする菅楓華&福田萌維

1月中旬には、昨年に続きアスリートコンサルタント鴻江寿治氏が主催するキャンプに参加している。「(メソッドを)理解したうえで、成長している部分が多いことが合宿で分かりました。(やってきたことが)間違ってなかった」という手応えも得ている。このキャンプには、1月4日にメジャーリーグ(MLB)のヒューストン・アストロズへの移籍が正式発表された投手の今井達也(前・西武ライオンズ)をはじめ、プロ野球界から多くの選手も参加している。「いろいろな球団からトップ選手が来て一緒にできる機会はなかなかないし、見られるのはありがたいですね」と目も輝く。

鴻江氏は、人間の体は猫背型の「うで体」と、反り腰型の「あし体」の2つのタイプに分かれ、それぞれに適した体の動かし方があるという“鴻江理論”を提唱している人物。現在MLBのニューヨーク・メッツに在籍する投手・千賀滉大ら教え子も多数抱える。“あし体”に属する福田にとって、「競技は違っても走り方や打ち方、投げ方を見て、ゴルフに通じる部分が多いなと今年も思いました」と、ここは学びの場になっている。

13日には合宿メニューの一環で、今井、高校の1学年先輩でもある菅楓華、そして西武の投手・隅田知一郎(ちひろ)とともにゴルフのラウンドも行った。そこで実感した“うで体・あし体”の選手の違いを、笑いながら振り返る。この4人は“うで体”の菅と隅田、“あし体”の福田、今井という構成だったのだが、1番ホールを終えた後に、その違いが顕著に出たのだという。

「“うで体”の人は考え込みやすく、“あし体”はいい意味で切り替えが早い人が多いらしいんです。楓華さんは1番のグリーン周りでうまくいかなかったみたいで、ホールアウトすると、すぐにその場に行って練習していた。そしたら隅田さんも楓華さんのところに行って、『それ難しいよね』って話をしながら確認していたんです。でも私と今井さんは、(次のホールに向かうため)すぐにカートに乗って、2人で『(菅と隅田は)“うで体”が出てるな』って話しをしていました(笑)。2人は熱心にアプローチ。こんなにキレイに分かれるんだって、今井さんと爆笑していました」

こんな場面でも、理論の正しさを実感。福田は、トレーナーも“あし体”の人にお願いし、自分に合ったケアなどをしっかりと施しながらツアーを戦っているという。もちろんプレーも、「あし体は反り腰なので、かかと重心になる。あし体の動きをしやすいよう、アドレスを気をつけてます。かかとに体重を乗せるイメージで、足を使いやすく。インパクトの時は押すイメージで右手、右足をよく使うように」と、その特徴を最大限生かすよう取り組んでいる。

レギュラーツアー9試合、下部のステップ・アップ・ツアー18試合に出場した1年目は、「いろんなことが初めてで学びが多かった」というなか下部で2位に3度なるなど駆け抜けた。そこで感じたことは、そのまま今季への糧になる。「特に終盤は中途半端な感じで試合に臨んでもったいない部分も多かった。体も変わっているなか、道具って大事だなと思った1年でもありました。いい準備をすれば、結果はついてくると思う。去年は準備を怠っていましたね」。それゆえ、クラブ選びがオフの重要課題になっているというわけだ。

QTランク54位で迎える2年目のシーズン。春先はステップを主戦場にしながら、出られるレギュラーツアーの試合で確実にポイントを稼ぐ姿をイメージする。「リランキングを目指して。まだレギュラーツアーでトップ10に入ったことがないので、そこに入ってポイントを稼ぎたいです」。自己最高位は9月の「ゴルフ5レディス」での15位。それを上回る成績を残し、リランキングを突破してシーズン中にレギュラーツアーを主戦場にすることが、今の目標となる。

「朝、走るし、(キャンプのメニューは)ハードで足もパンパンです」。そう話す表情は充実感に満ちている。野球のバットとボールを使用したトスバッティングでも、快音を響かせていた。メジャーリーガーらから得た刺激も栄養剤に、持ち味の“切り替え力”も発揮しながら、再び長いシーズンを戦っていく。(文・間宮輝憲)

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