今回の日程変更は、選手の負担軽減という意味で間違いなく前進だ。ただ、ここで終わりではない。次は、最終予選が終わった後のスケジュールが課題となる。
今週は「ゴルフ5レディス」が開催される。3日間競技で、木曜日はプロアマが行われる。予選会に出場した選手の中で、プロアマに出ない選手はコース確認をすることができず、ぶっつけ本番で臨むことになる。ただ、これは仕方のないこと。中1日の休養がある、と捉えることもできる。
一方で、プロアマに出場する選手は、最終予選2日間、プロアマ、本戦3日間と、6ラウンド連続を強いられる。
日本女子オープンの出場権を得ることは簡単ではない。昨年のメルセデス・ランキングでも上位30位まで。シード選手だからといって全員が出場できるわけではなく、最終予選を通過しなければ本戦の舞台に立つことはできない。
先ほども話したように、JGAとJLPGAは別団体。プロアマは大会を主催する企業への感謝を伝える大切な場でもあるため、選手のプロアマ出場を免除することは難しいかもしれない。それでも、9ホールで選手を入れ替えるなど、少しでも負担を減らす方法は考えられないだろうか。
今回の変更は、選手にとって大きな前進となった。だからこそ、この動きを一度きりにせずに、さらなる環境改善につながってほしい。(文・笠井あかり)
