国内女子メジャー「ソニー 日本女子プロ」で吉澤柚月とのプレーオフを制し、史上11人目となる国内メジャー3冠を達成した山下美夢有。どのスタッツで強さを発揮したのか。大会の主要データとともに、その勝因を振り返る。
【ソニー 日本女子プロ 山下美夢有の主要スタッツ】
・ドライビングディスタンス:233.75ヤード(29位T)
・フェアウェイキープ率:69.6%(31位T)
・パーオン率:73.6%(1位)
・平均パット数:29回(42位T)
まず目を引くのが、パーオン率の高さだ。主戦場の米ツアーでは今季70.4%(29位)だが、この大一番ではそれを上回る73.6%を記録。フィールド1位の数字を残した。
一方、米ツアーではフェアウェイキープ率79.48%(3位)、平均パット数28.82回(7位)と、両部門で上位につけている。今大会ではそれぞれ69.6%(31位T)、29回(42位T)と数字を落としたものの、持ち味であるショットの精度を発揮して優勝につなげた。
今年は米ツアーを含めて3勝を挙げているが、その間にクラブの変更はない。今大会でもスリクソン『ZXi5』『ZXi7』アイアン、クリーブランドの『RTZツアーラック』ウェッジでチャンスをつくり続けた。
「コントロールが一番大事。自分自身がやりたいことを、今、使っているクラブでコントロールできている。今週はアイアン、ウェッジが本当に良かった。横幅も、縦距離も安定していた」。自身の“生命線”ともいえるアイアン、ウェッジの精度を武器に、今季日本初出場で初優勝をつかみ取った。
