<明治安田レディス 2日目◇17日◇仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県)◇6692ヤード・パー72>
青木瀬令奈が第2ラウンドの後半2番終了後に棄権した。初日のスタート前に、交通事故の被害に遭ったことを明かしており、身体の痛みがひどくなってきたことを理由に途中離脱を決断した。
事故が起きたのは、きのう16日の午前8時25分。大西翔太コーチが運転するレンタカーでコースに向かう途中、信号待ちで停車していたところ、後続車が追突した。「“ドン”って衝撃があった。ビックリしました。でも、痛みが少なかったので、“私、意外と強いかも”って思っていました」
トランクがへこむほどの衝撃だったが、「私のクラブは年代物が多いので、曲がったりせず無事だったのはよかったです」と苦笑い。痛みが少なかったため、試合に出ることを最優先。コースに到着後はトレーナーの入念なケアを受けて、「ガチガチだった」首と肩回りをしっかりほぐしてもらった。
違和感を抱えながらも、午前11時30分にティオフ。イーブンパー・63位タイでホールアウトしたが、その時には腰や背中、おしりまで全身に痛みが広がっていた。終了後には病院でレントゲン検査を受け、骨に異常はなかったが、夜になるにつれて症状は悪化した。
「寝られないくらいだった。朝起きたら、ガッツリ背中をつかまれているような、筋肉痛のひどいバージョンみたいな感じでした。調子は悪くなかったので、予選を通ったらいいなという思いでスタートしました。(プレーで筋肉が)緩んでいくかなと期待していたけれど、逆に硬くなってきた感じがします」
2日目は濃霧のため22分遅れとなった午前7時12分にあわせて、ルーティンどおりのアップをしてティオフ。ドライバーは思うようにフェアウェイを捉えられず、カップからボールを拾うときはパターを杖代わりにして上半身直立姿勢だった。前半18番では2打目を池に入れてダブルボギー。後半2番をボギーとしたところで、プレー続行を断念した。
2週間前の「JAL・資生堂レディス」では、2日目のスタート直後に下り坂で右足首をねんざ。初日2位発進から、無念の予選落ちを喫した。それでも翌週の「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」では今季ベストの3位フィニッシュ。そして今週は交通事故と、不運が重なっている。
「こういう不運があった後は、きっといいことがあると思う。そっちに期待したいですね。ねんざの後は3位、追突されたら…優勝するかな(笑)」。最後まで気丈に振る舞い、笑顔を見せながらコースを後にした。来週以降の出場については、今後の回復具合を見極めながら判断していくことになる。(文・笠井あかり)
