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今季の現役高校生プロは伊藤愛華ら3人 昨季“高卒ルーキー”だった2人の成績は?

2024年のプロテストで一発合格を果たし高校生プロとなった加藤麗奈と福田萌維。高卒ルーキーの1年の戦いを振り返る。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2026年1月13日 16時05分

高卒ルーキーとして25年を戦った加藤麗奈(左)と福田萌維
高卒ルーキーとして25年を戦った加藤麗奈(左)と福田萌維 (撮影:福田文平)

2025年の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)プロテストは、トップ合格の伊藤愛華(埼玉栄)をはじめ、田村萌来美(ルネサンス高)、吉﨑眞夏(マーナ、沖縄カトリック高)の3人が一発合格を果たし、“高卒ルーキー”として注目を集めそうだ。そして、24年のプロテストに一発合格を果たしたのは、加藤麗奈と福田萌維の2人。ルーキーイヤーの活躍を振り返ってみたい。

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■骨折を乗り越えてプロテスト合格の加藤麗奈はステップ1勝

ルネサンス大阪高校出身の加藤は、24年9月に左足カカト付近を疲労骨折し、最終プロテストは痛みを抱えながら合格をつかんだ。同年12月のファイナルQTは痛みに耐えきれず、3日目のスタート前に棄権してQTランキング104位でシーズンインした。

主戦場となった下部のステップ・アップ・ツアーでは、「ロイヤルメドウカップ」でプロ初優勝を遂げた。17試合に出場してトップ10入り6回をマーク。平均ストロークは「71.2922」の2位で、年間ポイントランキング6位に入った。レギュラーツアーは9試合に出場し、「アース・モンダミンカップ」の40位を最高に予選通過は4試合だった。

ルーキーイヤーを振り返ると、「思っていたよりだいぶ上出来な成績を残せました。本当によかったです」と白い歯を見せる。レギュラーツアーを戦う中で「飛距離的にはそんなに飛ばない方ではない」と自信を持てた一方で、「上位にいくためにはショットの正確性をもっと上げて、チャンスを決めるパッティングが課題です」と新シーズンに目を向ける。

昨年12月に行われたファイナルQTでは、4日間トータル10アンダーで7位に入り、開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(3月5日開幕)からの出場権を手にした。「24年のQTは足の痛みで全く覚えていなかったので、今回は初めてのQTのような気分できました。目標にしていた10アンダーを達成できて、出場権を得られたのはよかったです」と声を弾ませる。

ゴルフIQの高さを見せた一面も。「本当はステップで(年間ランキング)2位以内に入って26年の出場権を取りたかったのですが、それが難しい状況になってからは、QTに向けて課題を持ってラウンドしていました」。スイングの課題もさることながら、「QTは優勝を狙う試合ではないので、全部ピンを狙うのではなく守るところは守る」とマネジメントにも力を入れた。

QT前に課題にしていたことが奏功し、見事に前半戦出場権を獲得。「10代でレギュラーツアー優勝するのが目標です」と、今年はレギュラーツアーで結果を求める。

■下部で2位3回 福田萌維は“プロの壁”を感じた1年

小学生のときは野球少女だった福田は、日章学園高校時代、昨季ツアー優勝を挙げた菅楓華、荒木優奈の1学年下で、ともに団体戦日本一を経験するなど切磋琢磨してきた。現役合格を果たした昨季はQTランキング98位で、加藤と同じく主戦場は下部ツアーとなった。

優勝こそなかったものの、18試合に出場して「フンドーキンレディース」をはじめ3度の2位を経験。3位も2度で、トップ10入りは半数近い8回だった。平均ストロークは「71.2951」で3位と存在感を示した。

毎週のように上位で戦ったステップとは違い、レギュラーツアーは9試合に出場して6試合で予選落ち。13位タイで予選を通過した「アース・モンダミンカップ」は55位タイとなかなか上位に入れなかったが、試行錯誤する中で9月「ゴルフ5レディス」では15位タイに入るなど非凡なモノを見せた。

「レギュラーとステップでは、ラフが全然違いました」。飛距離が武器の福田にとっては、ティショットを曲げた時に深いラフからのリカバリーで苦労し、プロの壁を感じた。「ラフからの打ち方を勉強しないといけないです。フェアウェイバンカーも含めて、どこからでもチャンスにつけられないとバーディが獲れないし、アンダーも出せないです。5メートル以内のパットやショートゲームの細かい技術も高めたいです」。予選カットがアンダーパーになるレベルの高い舞台での経験を成長の糧にする。

ファイナルQTは3日目、4日目にともに「73」と伸ばせず54位。昨季の実績だと前半戦での地力出場は3試合程度に限られそうだ。思ったような順位ではなく涙を流す場面もあったが、「26年は何の試合でもいいので、まず優勝したいです。勝ち方が分かっていないのでそこを目指したい」と前を向く。主催者推薦での出場も視野に入れて、リランキングで中盤戦以降の出場権を狙いたいところだ。

2人の高卒ルーキーの1年目は、下部ツアーでは力を見せた。経験を生かしてこのオフの取り組みの成果を2年目に発揮したい。

ちなみに、オフの間にやりたいこととして口をそろえたのは「車の免許取得」だ。高校卒業後すぐにプロ活動を始めた2人にとって、これが最後の試験となりそうだ。(文・小高拓)

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