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ガッツウーマンに朗報!大山志保のシード選手としての出場義務試合数が免除に

ガッツウーマンに朗報!大山志保のシード選手としての出場義務試合数が免除に

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年6月22日 15時20分

出場義務試合数が免除となった大山志保
出場義務試合数が免除となった大山志保 (撮影:佐々木啓)
アース・モンダミンカップ 2日目◇22日◇カメリアヒルズカントリークラブ(6,620ヤード・パー72)>

アース・モンダミンカップ」2日目のラウンドを終えて、トータル8アンダーと好位置につけた大山志保に朗報が届いた。今回の大山のケースに限り、シード選手の出場義務試合数が免除になったと、22日(金)に本人へ通達があった。

【写真】大山志保の代名詞! ガッツポーズの写真集めました

大山は昨年9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の練習中に首を負傷。後日、診察を受け「頚椎間板ヘルニア」と診断された。公傷制度が適用され、その後、同年の試合には出場しなかったものの、賞金ランキング50位に入り賞金シードを獲得。だが、今年に入っても患部の状態は良くならなかった。

しかし、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の広報担当者の説明によると「これまでの規定では公傷制度ではシードを獲得すると復帰が前提となっており、シードを獲得した時点で公傷制度から外れる。そのため、翌シーズンからはシード選手として35試合(「日本女子オープン」、「TOTOジャパンクラシック」、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を除く)の60%となる21試合が出場義務試合数として課される」ということになっていたという。その為、大山は怪我の状態にかかわらず、シードとなるには21試合に出場しなければならなかった。

今回、公傷制度適用者が初めて賞金シードを獲得したケースだったことからLPGAも検討。広報担当者によると「決めていないことが出てきたため、大山選手に関しては従来の規定を当てはめないことにしました。そのため、大山選手のケースに限り、出場義務試合数が免除になりました」と発表。今後については「規定を変更していく方針で検討していく」と話している。
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