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【WITB】「固いFWと高速グリーン対策」申ジエ、2つのギア変更がメジャー初戦でハマりにハマる

【WITB】「固いFWと高速グリーン対策」申ジエ、2つのギア変更がメジャー初戦でハマりにハマる

所属 ALBA Net編集部
長岡 幹朗 / Mikoro Nagaoka

配信日時:2018年5月8日 12時04分

■「振って飛ばしにいく。でもラフに入れたくない」慣れた1Wに戻す

ドライバーは今大会で、昨年11月の「大王製紙エリエールレディス」で優勝実績のある使い慣れたテーラーメイド『M2』(9.5°、スピーダーEVOLUTION 569・S、44.75インチ) に戻した。それまでは「ヤマハレディース」から投入したキャロウェイ『ローグ』を使用していたが、狙いをこう明かす。

「このコースはグリーンが固いので、2打目以降は少しでも短いクラブで攻めたい。だからショットも良かったので、毎ホール毎ホール振りました」と話したが、ドライバー選択はただ飛ばしたいというわけではない。「『ローグ』は最後まで強い球が出て風にも強くてランも出る。ただ、ここはフェアウェイが固いので転がりすぎてもダメだと思い、コントロールしやすい『M2』に戻しました」とのこと。

■「速いグリーンは大きいヘッドの方がいい」パター二刀流

今回は2本のパターを使い分けた。予選ラウンドはエース「オデッセイ ホワイトホット#4」。これは昨年のプロアマで同組だったアマチュアの好意で手にしたもの。昔使っていた廃盤の同パターについてジエが「あの頃はフィーリングがよかった」と話したところ、ラウンド後に「これでさらに活躍してください」と譲ってくれたものだ。

決勝ラウンドは2016年の「ほけんの窓口レディース」を制した オデッセイ 『ヴァーサ 2Ball ホワイト』。理由を聞くと「エースの感触も悪く無かったですが、速いグリーンでは大きいヘッドのこのパターのほうが距離感を出しやすい。特に大きく曲がるラインでイメージが出しやすいので久しぶりに使いました」とのこと。

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