日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は15日、2026年度のトーナメント日程を発表した。レギュラーツアーの開幕戦は3月5日から始まる「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄県・琉球ゴルフ俱楽部)となり、そこから最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」(宮崎県・宮崎カントリークラブ)まで、37試合が行われる。賞金総額は前年よりも5億1434万7000円アップの48億9550万円となることも発表された。
第2戦には台湾ツアーとの共催の新規大会「台湾ホンハイレディース」が開催。また、女性トラブルをめぐる一連の騒動の影響で今年の開催が中止となった「フジサンケイレディス」は消滅。1982年から続く歴史あるトーナメントの幕が下りた。該当週は空き週となる。
「パナソニックレディス」として開催されていた大会は名称が変更。NTTドコモビジネス株式会社が特別協賛として冠を務め、「NTTドコモビジネスレディス」として刷新される。また、「アース・モンダミンカップ」は英語表記の「EARTH MONDAMIN CUP」となる。
賞金増額は5試合。EARTH MONDAMIN CUPは賞金総額3億円から4億円に増額。JLPGA史上最高額を更新。さらに、優勝賞金は7200万円と超高額だ。NTTドコモビジネスレディスは1億2000万円、メジャー大会「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」とリコーカップは1億5000万円となる。
会場変更はメジャーなど毎年コースが変わるサーキットトーナメントを含めて8試合。「ニトリレディス」は北海道の釧路カントリークラブ 鶴居東コースで、「ゴルフ5レディス」はゴルフ5カントリー みずなみコースで行われる。
下部のステップ・アップ・ツアーは増減ナシの22試合で、賞金総額は500万円アップの5億3000万円になる。45歳以上が出場するレジェンズツアーは5試合を維持し、賞金総額は100万円増の1億950万円となる。
小林浩美会長は「JLPGAツアーは、賞金総額が過去最高になりました。来年もさらなる発展した形として開催したい。選手たちの活躍の場が広げ、ファンや企業の方に応援いただけるように、協会は選手とともに頑張ってまいりたい」とコメントした。
