<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 事前情報◇9日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6580ヤード・パー72>
昨年、河本結、中村心との三つ巴のプレーオフを制し、ツアー通算2勝目を挙げた安田祐香。連覇がかかる大会を前に、「今のところいい感じ。この調子で戦えれば」と順調に調整を終えた。
コースを回れば、昨年の光景も浮かんでくる。「プレーオフの18番のショットは、ここで打ったなとかよみがえってきました」。プレーオフ4ホール目。フェアウェイバンカーからのセカンドショットは、雨で水が浮き、アゴも近く、ピンまでは174ヤードという難しい場面だったが、5UTでピン奥3メートルにつけた。勝利を決定づけた一打は、やはり印象に残っている。
今季はここまで5試合に出場。予選落ちはなく、「Vポイント×SMBCレディス」は8位で終えたが、まだ上位争いには至っていない。それでも「手応えや内容はすごくいい。イメージしたショットが打てたり、いいパーパットも決まってます」と、焦りはない。
傾斜の強いグリーンが並ぶコースでは、割り切りも大事。「2段グリーンの上にピンが切られると、奥も警戒しないといけない。そうなると下の段(に置くのも)でも仕方ない」。最適なマネジメントを繰り返すことを思い描いている。
「連覇できるのは、去年勝った人だけ。いろいろな思いはあるけど頑張りたい」。初日は前週優勝者の高橋彩華、今季好調が続く菅楓華とのラウンドになる。さらには渋野日向子、竹田麗央、そして岩井姉妹と米ツアー組も参戦する注目大会になった。「ギャラリーも増えると思うし楽しみ。1日はビッグスコアを出したいけど、まずは毎日60台を目指して」。そのなかで、今年も主役になりたい。(文・間宮輝憲)
