ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

97期生一番乗りなるか 19歳・入谷響が「意識しすぎず」初優勝へ

97期生一番乗りなるか。入谷響がレギュラーツアー初Vへ王手をかけた。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年4月13日 08時35分

入谷響がレギュラーツアー初Vへ王手
入谷響がレギュラーツアー初Vへ王手 (撮影:福田文平)

<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目◇12日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>

第1ラウンドを終えて首位と1打差の4位につけていたルーキー・入谷響が、第2ラウンドでは4バーディ・2ボギーの「68」でラウンド。単独首位に浮上し、初優勝に王手をかけた。

【連続写真】遠くで強く振って飛ばす 入谷響のドライバースイング

「バーディをたくさん取れた点は、本当にいいプレーができていると思います。ただ、その反面、もったいないボギーが多いのが課題。そこをなくしていきたいという印象です。結果的に“68”で回れたこと自体は良かった」

出だしは連続バーディで好スタートを切ったものの、前半の3番から9番まではパットのショートが目立ち、思うように流れをつかめなかった。「セカンドショットの距離感やティショットのミス、マネジメントの部分もあると思います。でも、バーディを2つ取れていたので、ボギーはしょうがないかなという気持ちでプレーしていました」と、前半を振り返る。

それでも後半に入ると、一気にギアを上げた。5バーディ・1ボギーとスコアを伸ばし、リーダーボードの最上位へと駆け上がる。その中でも、パー5での積極的な攻めがスコアメイクにつながった。「今週はキャディの森本(真祐)さんとしっかり話し合いながら攻められているので、気持ち的にすごく楽にプレーできています。自分の中で(パー5を)狙っていく自信があまりないんですが、話し合えることで悪いイメージを抱きにくくなっています」と、キャディとの信頼関係がプレーを後押ししている。

「今週はグリーンのアンジュレーションが大きくて、つけちゃいけない場所に乗せるとすごく難しい。でも、ピン位置をある程度予想しながら練習できているので、だいぶ慣れてきたと思います」と、レギュラーツアーのセッティングにも順応してきている。

今季ここまで、ドライビングディスタンスは257.82ヤードで堂々の1位。「特別なトレーニングはしていなくて、自重でのスクワットくらい」と語るが、その飛距離は群を抜いている。「ティショットはまだブレているので、もっと安定すればさらに伸びる自信はあります。ただ、飛距離はあまり意識せずにプレーしたいです」と、“派手”さよりも安定感を重視。ただ、平均飛距離の目標については「300ヤードを目指したい。平均で265ヤードくらい出せるようになりたい」と力強く語る。

ルーキーとして、出場5試合目にして巡ってきた初優勝のチャンス。「優勝を目指してやるべきことをやるだけですが、そこを意識しすぎると自分のプレーができなくなってしまう。だからこそ、“目の前の一打”に集中していきたいと思います」。97期生一番乗りの優勝なるか。静かな闘志を胸に、最終日に挑む。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト