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「泣きそうになりました」 復帰戦の森田理香子は岡本綾子登場に驚き

6年ぶりにツアー復帰を果たした森田理香子は初日を「74」で終えた。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2024年2月29日 17時07分

6年ぶりツアーに復帰した森田理香子。「初日にしては良かった」と一安心
6年ぶりツアーに復帰した森田理香子。「初日にしては良かった」と一安心 (撮影:米山聡明)

<ダイキンオーキッドレディス 初日◇29日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6595ヤード・パー72>

およそ6年ぶりのツアー出場となった森田理香子は、2バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「74」で回り、2オーバー・61位タイの滑り出し。久しぶりの実戦を「疲れました~」と振り返った。

ラウンド後には上田桃子とハグ【写真】

スタート2ホール目でいきなりダブルボギー。総じて「大変でした」としたが、6番ではバーディを奪い返した。9番をボギーとして2オーバーで折り返し。11番をバーディとしたが、15番でボギーとなかなかスコアを伸ばせない。「心臓が口から出るかもしれないと言っていましたが、出なかったです(笑)」とラウンドの様子を明かす。

本大会は賞金王戴冠年の2013年に制し、14年も2位に入った。そんな相性のいいコースで、久しぶりのプレーを楽しんだ。スランプ、長期休養を経てのツアー出場は「楽しみ」と話していた通り、同組の上田桃子、菊地絵理香のプレーを間近で見て、最初はギャラリーになってしまったと笑う。「初日にしては良かったかなと思います」となんとか及第点で終えて表情をやわらげる。

スタートホールからはサプライズで元・師匠の岡本綾子もプレーを見守った。2番で気づいた森田は「泣きそうになりました」と感激。姉弟子だった表純子らも駆けつけ、涙腺が緩みそうになったが、「『うわっ』てなってる場合じゃない」と気持ちを引き締め、最後まで戦い抜いた。

「4日間プレーしたい」と話していた目標まではギリギリの位置。予選通過ラインの50位タイまではあと1打だ。「あしたも緊張すると思うけど、出られることに感謝して」と向かう第2ラウンドで、18年5月以来の予選通過を目指す。

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