川崎春花は渋野日向子と同組に驚愕「こんな組に入っていいのかな」 同級生の“宝塚美女”の応援も力に

＜樋口久子 三菱電機レディス　事前情報◇27日◇武蔵丘ゴルフコース（埼玉県）◇6650ヤード・パー72＞

先週の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」で今季2勝目を挙げたルーキーの川崎春花が、思わぬ“超注目組”入りに「びっくりしました。私がこんな組に入っていいのかな」と驚きの声を上げた。それでも「やっとレギュラーツアーに慣れたばかり。謙虚に」という気持ちで、2週連続優勝へと向かっていく。

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先週は3日目に河本結と並ぶ首位に躍り出ると、最終日に「69」をマークし1打差で勝利。強者の勝ち方で、9月のメジャー大会「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」に続く2つ目のタイトルを手にした。「1勝目はあまり実感がなかったけど、2勝目は実感もありますし、今週に向けて頑張ろうとすぐに切り替えられた」。心持ちも大きく変わる勝利となった。

開幕時の優先出場順位（QTランク）は62位。当初は下部のステップ・アップ・ツアーにも出場しながらだったルーキーイヤーも、取り巻く環境がガラリと変化した。慣れないツアー生活ということもあり、開幕前日となった27日は練習のみの調整で体力を温存。「毎日ラウンドが続かないようにしてます」ということを念頭に、昼過ぎにはコースでの調整を切り上げ、余力を残して試合へ挑むのが現在のルーティンになっている。

メジャー覇者となったが、それでも今週の組み合わせを見た時には目が丸くなった。米国ツアー帰りの前年覇者・渋野日向子と、現在のメルセデス・ランキング1位を走る山下美夢有とともに初日をプレーする。「渋野さんと山下美夢有ちゃんと回れることは光栄。そこで自分のプレーができるように頑張りたいです」。