その一人がブルック・ヘンダーソン(カナダ)。今季も米ツアーで平均飛距離272.145ヤード(18位)を記録する飛ばし屋だ。一方、西村の今季は228.54ヤードで83位。プレースタイルは異なるが、それをいい方向に生かす。「すっごい飛距離が違うと思うんですけど、練習ラウンドの間に免疫をつけておこうと思って(笑)。しっかり勉強したいです」。こうして本番でも自分のプレーを貫けるよう準備を進める。
初のメジャー出場となった前回は予選落ち。「とにかく思い切って。今週も長いコースでいい下準備ができたかな。それも生かして頑張れたらいいな」。強豪選手にもまれ、初日のティに立つ。(文・間宮輝憲)
