原英莉花 独占インタビュー動画で激白「2021年は苦しかった」
千葉市内にある通称“ジャンボ邸”でプロを目指すため、4日間行われた選考会に参加したのは中学3年生から高校2年生までの男女ゴルファー28名。その内容は実にシンプルで、実際に打席でショットを打たせ、そのスイングや球筋を見たほか、ウェッジの精度や、素振りをさせて振る力を見極める、といったものだった。
参加者1人当たりのアピール時間は、10分あるかないか、といったところ。ジャンボはこの短時間の間に何を見るのか? ゴルフをするうえでの基礎的な運動能力は当然ながら、最も「大事なこと」として以下のことを挙げる。
「1つのことを着実に努力して進めていくこと。こればかりは性格の問題だから、ここ(選考会)だけでは分からないけど、それを願いながら(見ている)」
そして次々と、ジャンボの育成への考えが語られる。「一方的に教えていく、ではダメ。言ったことを理解して、“こうしないといけない”と考えられないと。それができる人は課題を探すことができる。もちろん課題を指摘もするけど、着実に努力してやってもらいたいね」。そこに一貫していたのは、何を教えるかではなく、どう教わるかということ。選手自身が「一生懸命に」ならないことには、何も始まらない。