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ヘッドは4年間不動のエースもシャフトは3本目 上田桃子の今年にかける一本【今週の注目パター】

ヘッドは4年間不動のエースもシャフトは3本目 上田桃子の今年にかける一本【今週の注目パター】

配信日時:2021年4月16日 10時00分

上田桃子の今年のエースはこの組み合わせ 赤いシャフトで2年ぶり優勝へ
上田桃子の今年のエースはこの組み合わせ 赤いシャフトで2年ぶり優勝へ (撮影:鈴木祥)
<KKT杯バンテリンレディス 初日◇16日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6501ヤード・パー72>

パット・イズ・マネー。古くからゴルフ界で言われる言葉だ。どれだけいいショットを打とうが、最後のパッティングを決めなければ勝利、巨額の賞金をつかむことはできない。そんな“最後の仕上げ”を任せるクラブに注目してみよう。今週は地元で今季初優勝を狙う、上田桃子の『オデッセイ ホワイト・ライズ iX #1SH』。

2勝を挙げた2年前のシャフトがこちら

地元熊本で優勝へ意気込む上田のエースパターは4年間変わらない。2017年に使い始めて、グリーンの状態などによって他のものを使うことがあっても、必ず戻ってきているのがホワイト・ライズだ。だが、ヘッドは替わらないものの、シャフトは使い始めたときから3度も替わっている。

元々スチールシャフトを使っていたが、カーボンとスチールの複合シャフト『ストロークラボ』に好感触を得ると、ホワイト・ライズのシャフトも同じものに。19年にはスイッチ早々「Tポイントレディス」、そしてメジャー覇者キム・ヒョージュ(韓国)に競り勝った「ヨネックスレディス」と年間2勝を挙げた。

そして昨年は重たいグリーンにアジャストするのに苦労したが、11月に赤い『ストロークラボ』のシャフトをさしたホワイト・ライズに戻すと、調子は再び上向きに。そこからはずっと同じ組み合わせを使用している。上田はそのフィーリングの良さをこう語っている。

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