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“意地のベタピンバーディ”も実らず 田辺ひかり惜敗「チャンスがあったので悔しいな」

“意地のベタピンバーディ”も実らず 田辺ひかり惜敗「チャンスがあったので悔しいな」

配信日時:2021年3月7日 16時28分

悔しさも残るが同時に大きな手応えもつかむ4日間になった
悔しさも残るが同時に大きな手応えもつかむ4日間になった (撮影:村上航)
<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇7日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6561ヤード・パー72>

初優勝を狙いトップと2打差の3位タイからスタートした田辺ひかりは、最後まで優勝争いに食らいついたがあと一歩及ばなかった。トータル12アンダー・3位タイで2021年の初戦を終え、「予選通過という目標からすれば上出来。でもチャンスがあったので悔しいな」と唇を噛んだ。

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スタートホールの1番で、残り138ヤードのセカンドショットをベタピンにつけ追撃の“おはようバーディ”。「イメージ通りの球が出た」とその後の好プレーを予感させた。直後の2番でボギーを打ったものの、4番、7番でもバーディ。折り返し時点で、西郷真央、森田遥とともにトップを並走した。

しかし後半に入るとパーが続く展開となり、15番のボギーで一歩後退した。それでも17番で残り119ヤードからピッチングウェッジで放ったセカンドが、20センチにつくナイスショットとなった。ここで“意地のバーディ”を奪い1打差まで迫ったが、勝負の最終18番パー5ではスコアを伸ばすことができず。後半にバーディを重ね優勝をつかんだ小祝さくらに、追いつくことはなかった。

悔しさが残る結果だが、「天気が悪くてティショットに影響も出たけど、そのなかで落ち着いてプレーできたと思う。今週は(オフに取り組んだ)100ヤード以内のショットをチャンスにつけられ、やってきたことができました」と、今後に向け大きな手応えも感じる1週間となった。昨年2位タイになった「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」に続く優勝争いは、大きな自信になる。

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