渋野日向子の最新ドライバースイング【動画】
レギュラーツアーのルーキーイヤーで一気に開花した渋野。国内メジャー大会でツアー初優勝を飾ると、2カ月後に2勝目。その1カ月後に「全英AIG女子オープン」で海外メジャー優勝。その後も国内で2勝を挙げてゴルフ界の話題を独占した。
迷いなく振り切る渋野のスイングは、2年前に青木翔コーチと出会ってからより磨きがかかった。体が起き上がるクセがあったものを徹底的に直し、いまとなってはそのクセがうそのように、低重心のスイングになっている。
そんな渋野の下半身安定型スイングの始動は足。「結局、足で上がって足から入ってくるということです。テークバックが足のリズムから入っていきます。そこからクラブが上がってくる。そしてまた切り返し以降が、また足から入ってきてクラブがついてきてダウンスイングに入る」と辻村氏は解説する。
渋野はテックバック時に腹を意識して体でクラブを上げる意識を持つと言うが、これについて辻村氏は、「へそから下を中心に動かす。足と言っても重心、重心が右側に入ってくることによってクラブが上がってきます。テークバックの直前に右の股関節にグッと体重が乗って、そこからすべてがはじまります。腹筋、手元、ヘッドの順に上がって行きます」と説明する。
