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「ピン型に戻したいけど…」今週もマレット型の“ピンクパター”で優勝 盤石の14本【勝者のギア】

「ピン型に戻したいけど…」今週もマレット型の“ピンクパター”で優勝 盤石の14本【勝者のギア】

配信日時:2019年11月4日 12時06分

レディース向けのピンクパターで今季2勝を稼ぎ出している
レディース向けのピンクパターで今季2勝を稼ぎ出している (撮影:米山聡明)
先週の「樋口久子 三菱電機レディス」は、申ジエ(韓国)との激しい優勝争いを制した鈴木愛が今季5勝目をつかんだ。一時は独走態勢を築きそうな展開となったが、15番で1打差まで詰まると、上がり3ホールは緊張の連続。そのなかで鈴木は、シビアなパットを決め続け、何とかジエを振り切った。

優勝のよろこびを静かに噛みしめた瞬間【大会ライブフォト】

その鈴木が今週手にしたパターが、今年の「ニトリレディス」から投入し、優勝にも貢献した“ピンクパター”だ。これは、クラブ契約を交わすPINGが今年9月に発売したレディース向けのパター『G Le2 ECHO』。もともとピン型を愛用してきた鈴木だが、けがからの復帰戦となった先週に続き、今週も大型のヘッドが特徴のマレットタイプを選んだ。

この意図について鈴木は、「ピン型に戻したい気持ちはあるけど、(G Le2 ECHOは)ヘッドが大きくてすごく安心感がある。武蔵丘はピン型でいつもいいイメージが出ないのでマレットを使うことにした」と説明。けがで離脱する前からパットに悩んでいた自身の状態を踏まえたことや、速いグリーンへの対策としても有効と判断。見事それがハマり、完全優勝を果たした。

セッティング自体は、今季4勝目を挙げたニトリの時と変わらず。鈴木が「今週はアイアンがよく、しっかりと入りやすいポジションにボールをつけることができた。ショットで獲ったバーディも多かったです」と優勝のカギに挙げたクラブは、昨年から使用を続ける“愛器”、PINGの『i210アイアン』。またドライバーの『G410』シリーズは鈴木が使用するLSTと、渋野日向子らが使うPLUSを合わせ、今季の国内女子ツアーで8勝目となった。

【鈴木愛のクラブセッティング(WITB=What’s in the Bag)】
1W:PING・G410 LST(10.5度)
PING・ALTA JCB/S/45.5インチ)
3、5W:PING・G410フェアウェイウッド(14.5、17.5度)
UT:PING・G400ハイブリッド(22、26度)
6I〜PW:PING・i210アイアン
W:PING・GLIDE 2.0ウェッジ(50、54、58度)
PT:PING・G Le2 ECHO
BALL:タイトリスト・PRO V1x

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