また、今ツアーを賑わせている“黄金世代”については、「あまり若い選手とラウンドする機会はないのですが」と前置きした上で、「本当に多いですよね。同い年の選手が十何人もいるじゃないですか。良いライバル関係だと思いますし、それぞれ負けたくないという気持ちがあるからこそ、勝利数も挙げていると思いますし、良い環境に生まれているなと思います」と世代間の競争あっての強さを感じている。
今大会終了後の賞金ランキング5位までに付与される「全英AIG女子オープン」への切符。そのライバルには黄金世代の面々も多く名を連ねる。優勝すれば宮里にもチャンスはあるだけに「ものにしたい」と負ける気はさらさらない。日本での目標は「勝つこと。それだけ」とシンプル。4日間大会ばかりのアメリカで戦ってきた経験を生かして、まずはムービングデーで一気に首位を捉えたい。(文・秋田義和)