ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

目の前に敵がいるのは嫌いじゃない 原英莉花が師匠譲りの気合いで実力者振り切り初V

目の前に敵がいるのは嫌いじゃない 原英莉花が師匠譲りの気合いで実力者振り切り初V

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年6月2日 17時55分

大接戦をものにした原英莉花 優勝を決めて拳を突き上げた
大接戦をものにした原英莉花 優勝を決めて拳を突き上げた (撮影:岩本芳弘)
<リゾートトラストレディス 最終日◇2日◇グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡県)◇6560ヤード・パー72>

2日目のラウンドが終わった後に原英莉花は言った。「目の前に敵がいるのは嫌いじゃない」。まさにその通りの状況となった最終日。粘り続ける敵をねじ伏せるような師匠・ジャンボ譲りのゴルフで、見事にツアー初優勝を挙げた。

優勝を決めて大粒の涙を流す原英莉花【写真】

「今日は朝からなぜか集中できている」という予感通り、1番からいきなり3連続バーディを奪い首位に浮上した原。だが、その後は伸ばしあぐねて、同組の昨季韓国ツアー賞金ランク2位のペ・ソンウ(韓国)、今季絶好調の同い年・河本結、昨季2位4度のこちらも同級生・小祝さくら、そしてアマチュアの古江彩佳と多士済々なメンバーでの激しい優勝争いとなる。

10番のボギーで一時後退したが、気合い十分のショットメーカーは諦めない。14番で4mを沈めて3番以来のバーディを奪うと、15番、16番と立て続けに2mを沈めて3連続バーディで単独首位浮上。原の直後にバーディを奪ったソンウにまたしても追いつかれて迎えた17番では、9mのバーディパットを残し、キャディからは「タッチを合わせて2パットでいいよ」と言われたが「ここで決めたいと思った。集中した」と入れにいき、4連続となるバーディを奪取。「難しいパットだけどねじ込めた。鳥肌が立ちましたね」と再び単独首位に立つ。

だが、韓国ツアーでもまれた実力者はそう簡単には勝たせてくれない。18番で原がパーとするなか、2mにつけてバーディを奪い勝負は一対一のプレーオフへ。さらには、プレーオフ1ホール目に原はパーオンする中、ソンウはグリーン右奥からのアプローチをミスして6mのパーパットを残してしまう。だが、原のバーディパットがわずかに左に抜けると、ソンウはこのパーパットを沈めてガッツポーズ。負けられないプライドがぶつかり合う。

記事に関連するリーダーボード

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト