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イーグルのようなパーセーブ 渋野日向子、メジャーでの初優勝に勢い十分

イーグルのようなパーセーブ 渋野日向子、メジャーでの初優勝に勢い十分

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年5月11日 19時27分

渋野日向子(左)とペ・ソンウ 最終日もこの2人がギャラリーを熱狂させる
渋野日向子(左)とペ・ソンウ 最終日もこの2人がギャラリーを熱狂させる (撮影:米山聡明)
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 3日目◇11日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6560ヤード・パー72>

“黄金世代ルーキー”の渋野日向子が、首位と1打差の2位タイでスタートしたムービングデーで快進撃。6バーディ・ノーボギーの「66」をマークし、トータル11アンダー・トップタイに浮上した。

自分でもビックリ? 起死回生の一打に思わず爆笑【LIVEフォト】

地響きのような大歓声が、最終18番グリーン上の20歳を包んだ。1打リードの単独トップで迎えたこのホールで、2オンを狙った渋野だったが、ティショットはバンカーへ。さらにその後もチョロったり、ラフへ行ったり…。パーパットはピン5mのエッジからとピンチを迎えた。「ダボだけは叩かないようにしよう」。そう気を付けて放ったファーストパットが見事カップイン。ノリにノっていたこの日を締めくくるにふさわしいナイスパーセーブとなった。

これを見たギャラリーは、大盛り上がり。「イーグルみたいでしたね。大歓声があがるとテンションが上がります」。その後、バーディを奪ったペ・ソンウ(韓国)に再び並ばれたものの、首位を守る価値あるパーとなった。

前半からまさにノリノリ。1番で5mのバーディパットを沈めると、4番では1.5m、5番では70cmにつけるなどショットも冴えわたる。6番でも8mを沈めて3連続バーディを奪い、後続との差を広げる。後半には昨季の韓国賞金ランク2位の実力者ソンウが、5バーディを奪って巻き返しを図ったが、そのプレッシャーをものともせず、しっかりと自分のゴルフを貫く。「自分でもビックリしています」というラウンドの様子は、すでにホールアウトしてモニターを見ていた選手をも驚かせるほどだった。

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