いよいよ大会は最終日を迎える。「予選ラウンドはマネジメントをするんですけど、決勝はガンガン行くスタイル」と話していた渋野だが、さすがに明日は「ピンを狙いたいけど、しっかりとパーを獲ることも考えないと」と、気合を抑え込み初優勝へと向かっていくつもりだ。
この活躍を受けて、父の悟さんが岡山から会場入り。心強い応援を背に、最終組でのティオフを向かえる。2位とは4打差。ソンウとの一騎打ちという様相も呈している。「優勝したら母だけでなく、父、家族、そして応援してくれる人にもいいプレゼントになりますね」。母の日に行われる最終決戦で、カーネーションよろしく優勝カップを大事な人達に捧げる。(文・間宮輝憲)
