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【LPGA新人戦 選手紹介】稲見萌寧「究極に追い込まれたら“何とかなるかもしれない”と思える」

【LPGA新人戦 選手紹介】稲見萌寧「究極に追い込まれたら“何とかなるかもしれない”と思える」

配信日時:2018年12月6日 07時55分

LPGA新人戦 出場選手紹介・稲見萌寧(いなみ・もね)
LPGA新人戦 出場選手紹介・稲見萌寧(いなみ・もね) (撮影:ALBA)
12月6〜7日の日程で開催される「LPGA新人戦 加賀電子カップ」。近年稀に見るスコアの伸ばし合いとなった2018年LPGAプロテストを突破した第90期生・21名が出場するが、それぞれの選手の個性を紹介する。

LPGA新人戦 加賀電子カップ LIVEPHOTO

今季高卒一発合格は5名だが、JGAナショナルチーム経験者は2名。そのうちの一人は、稲見萌寧(いなみ・もね)だ。

両親や祖父母の影響でゴルフを始めるといった事例はままあるが、稲見の場合は「10歳のときのゴールデンウィークに父親と一緒に“ゴルフをやってみるか?”という話になり、父も私も初めて練習場に行ったのがキッカケです。7番アイアンだけ買って、振ってみたら、空振りもせず打つことができて…そこでアドレスもスイングもキレイ、と周りに褒められて、始めようという流れになりました。父とはライバルでしたが、ラウンドでは勝てなかったのを覚えています」と、父子同時にゴルフをスタート。プロを目指すことを前提に始めた娘は、1年後にジュニアゴルフ大会で競技デビュー。

「その試合の練習ラウンドで一緒だったのが(廣田)真優ちゃん。大会を優勝したのが工藤優海さんで、2位が臼井麗香ちゃん。私のスコアは『84』でしたね。小学校6年生で60台が出るようになりましたが、当時は真優ちゃんが全国大会でタイトルを何個も獲っていた。私と(鶴岡)果恋はなんとか上位に入って…という感じでした」

東京都豊島区出身だが、プロを目指すと決めただけに、練習環境確保のため、千葉の北谷津ゴルフガーデンまで出向いて練習。ショートコースを併設した同練習場はジュニアゴルファー育成に尽力した千葉晃氏のもと、池田勇太市原弘大ら多くのプロを輩出した“名門ショートコース”。現在でもこの地で腕を磨き、所属プロの篠崎紀夫とは「よくショートコースで勝負してもらっています(笑)」。また中学生時代に、プロになる前の葭葉ルミと同施設で交流し、いまでも仲良くしているとか。

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