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「上は脱いで、下は脱がない」が好スコアの秘訣? 新垣比菜が清水重憲キャディとのタッグで好発進 

「上は脱いで、下は脱がない」が好スコアの秘訣? 新垣比菜が清水重憲キャディとのタッグで好発進 

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年9月14日 19時09分

新垣比菜、清水重憲キャディとのナイスコンビネーションで好スタートを切った
新垣比菜、清水重憲キャディとのナイスコンビネーションで好スタートを切った (撮影:村上航)
マンシングウェアレディース東海クラシック 初日◇14日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(6446ヤード・パー72)>

ツアー2勝目を目指す新垣比菜が、6バーディ・1ボギーの「67」をマーク。首位と1打差の5アンダー・3位につけた。

【写真】パットを外して頬をふくらませる新垣比菜

前半を1アンダーで折り返した新垣が、後半にバーディを積み重ねた。11番で1.5mを決め1つスコアを伸ばすと、14番では上りのフックラインを読み切って10mのバーディパットを沈める。その後も16、17番で連続バーディ。雨がやんだ後半に一気にスコアを4つ伸ばした新垣。「明日も今日みたいなゴルフがしたいです」と笑顔を見せた。

今大会はイ・ボミ(韓国)のキャディを6年間務めた清水重憲氏とのタッグで臨んでいる。今回で4試合目となるタッグだが「毎ショット、距離やクラブ選択を聞いてマネジメントしていきました」と信頼を置いている。清水氏も、新垣のこの日のラウンドについて「雨が降った前半は安全に行き、後半は攻撃的にいきました。内容的に完璧」と手放しで喜んだ。さらにラウンド中のやり取りについて聞くと、こんな場面を明かした。

パーが並んだ前半4ホールで「ミスショットが続いている」と判断した清水氏は、「レインウェアの上着を脱いだらいいのでは」と助言。そこからいつもの感覚を取り戻したのか、バーディが出始めた。ハーフターン直後には雨がやんだが、感覚を維持させるため、今度は「下のレインウェアは脱がない方がいい」とアドバイス。そこから一気に4バーディを奪った。そんな新垣について清水氏は「アドバイスを素直に信じてくれる」と目を細めた。

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