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国内ツアープロデビューの脇元華はすでに海外ツアー1勝の実力者

国内ツアープロデビューの脇元華はすでに海外ツアー1勝の実力者

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2018年8月9日 19時57分

今大会で国内ツアープロデビューを飾る脇元華
今大会で国内ツアープロデビューを飾る脇元華 (撮影:米山聡明)
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント事前情報◇9日◇軽井沢72ゴルフ北コース(6,655ヤード・パー72)>

先週の「北海道meijiカップ」に続き、今大会でも今年のプロテストに合格し、国内ツアーデビュー戦を飾る選手がいる。脇元華、稲見萌寧、鶴岡果恋の3人だ。どの選手も予選通過と上位進出を狙っているが、ここでは脇元に注目したい。97年10月4日生まれの20歳で、身長174センチ、体重66キロの大型プレーヤーだ。

【写真】大物ルーキー? 脇元華はプロデビュー前日でもこの笑顔

高校1年生のときにアマチュアとして初めて出場したトーナメントでもある13年の「エリエールレディス」では41位タイに入っている。その後、7試合のツアー競技に出場しているが、プロとして出場するのは今大会が初めてだ。実はこの脇元、昨年11月に行われた台湾女子ツアーのQTをトップで通過し、出場3試合目となった「サンポレディスオープン」で優勝を飾っている。国内よりもひと足早くプロとして実績を残したわけだ。だからこそ、今大会ではどれだけの結果を残せるのか周囲の期待も高まるが、それ以上に高揚感を抑え切れないのは脇元自身だ。

「初日は1番スタートの第1組目で打順も1番ですが、緊張はしないと思います。自分の実力をようやく試せるわけですから、結果を気にせず、楽しみたいですね」

と笑顔を見せる。プロテストは3度目の挑戦で合格したが、遠回りしたことに対して後悔はない。「台湾女子ツアーのQTだけでなく、欧州女子ツアーのQTにも挑戦できる時間ができましたからね」と、むしろプラスに考えている。もちろん、その間、ぼんやりと過ごしていたわけではない。台湾女子ツアーでは、コースメンテナンスがよくない状態でもしっかりとスコアを出せるようになったし、交友のある元読売巨人軍の桑田真澄氏からプロスポーツ選手のあり方について多くのことを学んだりもした。

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