ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

台湾表記は『布薩巴甘』 JLPGAでV経験もつタイ選手の“現在地”「日本が恋しいわ」

かつて日本ツアーでも活躍した28歳が単独首位発進。ジャパンへのカムバックも視野に入れている。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2026年3月13日 07時02分

日本ツアー優勝経験者のスカパンが単独首位発進を切った
日本ツアー優勝経験者のスカパンが単独首位発進を切った (撮影:鈴木祥)

<台湾ホンハイレディース 初日◇12日◇ザ・オリエントゴルフ&カントリークラブ(台湾)◇6720ヤード・パー72>

通なゴルフファンのなかにはヌック・スカパンという名前を憶えている方も多いのではないだろうか? かつて、日本ツアーでもプレーしていたタイの28歳だ。2019年には下部のステップ・アップ・ツアーで年間4勝を挙げ、賞金ランク1位に輝いた経験も持つ。その選手が、108人中アンダーパーがわずかに5人というタフなコースで躍動した。

【写真】超接近! クジャクのプレッシャーがやばい

「ショット、パット、すべてが良かったわ。特にキャディとのコミュニケーションがうまくいって、言われた通りのプレーができた」。2位の金澤志奈に2打差をつける7アンダーの単独首位という結果とあって、その表情は満足そう。

会心だったのが、後半の12番パー4。ピンまで残り150ヤードからの2打目を7番アイアンで打つと、それがそのままカップインするショットインイーグルを記録した。「So Happy! Amazing! Unbelievable!」。ビッグプレーに感嘆の声が止まらない。

スカパンは18年から日本ツアーに参戦。最後に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の試合に出場したのは、コロナ禍で統合された20-21年シーズンの「ゴルフ5レディス」(21年9月)だ。21年の最終プロテストでは最終ラウンド途中に首痛のため棄権。原則として正会員以外はQTを受けられないため、JLPGAの出場資格獲得はかなわず。この時のことは「コロナも影響した。そのころは何もうまくいかなかった」と振り返る。そして、日本を離れた。

新天地に選んだのが、台湾ツアーだった。今年が3年目のシーズンで、この試合にも台湾ツアーのシード選手として出場している。現地の生活にも慣れ、「とても楽しい! タイの選手もたくさんいるし、一緒に外食をして過ごしたり、楽しんでいる」と、笑顔も弾ける。

ただ、今でも“日本ツアー復帰”も熱望している。今回はJLPGAとの共催で、優勝すれば日本ツアーメンバー資格も付与されるため、大きなチャンスになる。「日本の食事が恋しいわ。好きなものは多いけど…特にうなぎが大好き」と話す親日家にとって、その権利は大きなモチベーションになっている。

初日は頭ひとつ抜け出したが、強風が吹き、傾斜の強いグリーンが並ぶコースで油断は大敵。それは重々承知している。「この大会に出て3年目だけど、最近2年間はオーバーパーで終わっている。毎日、アンダーパーが出せれば最高よ」。“ご褒美”はその先に待っている。台湾での漢字表記は『布薩巴甘』 。日本勢に負けるわけにはいかない理由がある。(文・間宮輝憲)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内女子
    開催中
    2026年3月12日 3月15日
    台湾ホンハイレディース
  2. 米国男子
    速報中
    2026年3月12日 3月15日
    ザ・プレーヤーズ選手権
  3. LIV GOLF
    開催中
    2026年3月12日 3月15日
    LIVゴルフ第4戦 at シンガポール
  4. マイナビネクストヒロイン
    終了
    2026年3月11日 3月12日
    マイナビカップ
  5. アマチュア・その他
    開催中
    2026年3月12日 3月15日
    全豪女子オープン
  6. アマチュア・その他
    開催中

関連サイト