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「40代いいんじゃないですか~?」“四十肩”の谷原秀人が和合自己ベスト『64』

国内男子ツアーは第1ラウンドが終了。四十肩の谷原秀人が単独首位発進を決めた。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年5月2日 18時28分

<中日クラウンズ 初日◇2日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース (愛知県)◇6557ヤード・パー70>

今年で64回目の開催となる和合大会の初日が終了した。7バーディ・1ボギーの「66」をマークし、6アンダーで単独首位発進を決めたのは45歳の谷原秀人だ。

谷原秀人 なにやら新ドライバーをテスト中【写真】

谷原は2015、16年大会の3日目に叩き出した「65」が今大会のベストスコアだった。だが、きょうで1打更新。そのことを知っていなかった谷原は「すごいね」と笑みを浮かべ、その場でパチパチと小さな拍手をするなど報道陣の笑いを誘った。

03年から出場し、和合を回るのは15回目。初日を首位でスタートしたのは自身初となった。昨年は当時42歳の岩田寛が大会2勝目を挙げたこともあり、「40代、いいんじゃないですか~」とニヤリ。「ショットもパットも良かったね」と好発進に上機嫌だ。

だが、今季の開幕戦では肩の調子が悪いと話しており、それはいまでも続いている。「東建よりはだいぶいいですよ。けど、四十肩にね~、なっちゃったっていう。もう治りづらいので(笑)」とフィニッシュをとるのも辛いという。

この和合は他の男子ツアーの会場よりも比較的に距離が短い。ドッグレッグが多いため、飛距離よりもフェアウェイキープが重要となることもあり、肩の影響でスイングが抑えめになっても問題はないという。「距離がないので。だから飛ばなくても戦える」。四十肩というハンデを持ちながらも、好スコアで回れているから説得力がある。

きのうのプロアマでは雨が降った。きょうは晴れとなったが、グリーンはまだ少し「柔らかいほう」だという。「柔らかいので、その辺はラフに入ってもみんな(ボールが)止まっているんじゃないですかね。だから日曜日にかけて恐ろしいですよね」とここからさらにグリーンは硬く、速くなる可能性が高い。砲台でグリーン周りにバンカーが多い和合だが、あすはグリーンを狙うショットの難易度がさらに高くなるだろう。

最後に目標は? と聞かれた谷原は「肩を良くすること(笑)」と答えてまたも報道陣を笑わせたが、本人はいたって本気だ。「トレーナーに頑張ってもらう」と専属トレーナーによる治療をしっかりと行い、このまま好位置で決勝ラウンドを迎えたい。(文・高木彩音)

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