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終盤4バーディの固め打ち 石川遼がパー5で手応え「ああいうゴルフをするために…」

石川遼は終盤で4バーディ奪取。ロングゲームでの手応えを得て富士桜に向かう。

所属 ライター
田中宏治 / Koji Tanaka

配信日時:2025年8月31日 17時42分

石川遼がロングゲームでの手応えを胸に富士桜へ(写真は日本ゴルフ他ツアー選手権)
石川遼がロングゲームでの手応えを胸に富士桜へ(写真は日本ゴルフ他ツアー選手権) (撮影:佐々木啓)

<Sansan KBCオーガスタ 最終日◇31日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7293ヤード・パー72>

石川遼は6バーディを奪うなど「69」とスコアを伸ばし、トータル10アンダーの19位タイでフィニッシュした。競技は午後1時32分から雷雲接近のため、1時間27分に渡って中断。アウトの3組目と早いスタートだった石川は、中断の直前でホールアウトした。

【写真】愛用のほうきを振り回す石川遼

前半は1バーディ・1ボギーとスコアを伸ばせなかったが、後半はバーディラッシュ。上がり5ホールを4バーディ(1ボギー)で締めたラウンドを「ショットが飛んでしまって、奥ピンに対してグリーン奥に外すことが多かった。パーオンが少なくてリズムを作れなかったけど、そこからセーブして、最後にいい流れを作れたのは良かったですね」と振り返った。

592ヤードと距離のある最終18番パー5では、2打目を花道まで運んでOKバーディ。「ああいうゴルフをするためにトレーニングをして、ロングゲームを変えてきた。590ヤードのパー5の2打目を3UTで打って、バーディを取れたのはいいこと。昨年は(キャリーで310ヤード必要な)右のバンカーを越える、越えないという話にならなかったですから」。飛距離が伸びた分、ショートアイアンの距離感には微妙な狂いが生じている。成長と課題は表裏一体だ。

ラフからのアプローチというもうひとつの課題が出た3番など、3つのボギーは「全部パーにできる理由があったと思う」。今季からSWのロフトを58度から60度に変更。まだ距離感を合わせきれていないアプローチの現状については、「練習して5分の4ダメだったものが、5分の2ぐらいになっている」と自己評価した。

来週の「ロピア フジサンケイクラシック」(山梨・富士桜CC)は2009、10年に連覇を果たすなど、相性のいいトーナメント。「好きなコースですけど、難しいコースでもあるのでやりがいがある。今の自分が出るコースなので、楽しみだし、引き締まるし、緊張感もあります」。最終日につかんだ手応えをはっきりとした形にするには、これ以上ない舞台となるはずだ。(文・田中宏治)

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