きっちりと4つ伸ばして決勝ラウンドに進出したものの、「結果は後からついてくるもの。自分のゴルフを組み立てていければ、誰よりも上にいけるという気持ちはある。その気持ちを強く持って、明日からプレーしなければいけないね」と表情を緩める様子を一切見せないのは、東北福祉大出身の池田にとって、東北が思い入れの強い場所であるゆえ。
2014年大会が48位タイ、15年大会が予選落ちと結果を残せていないなかでの、3年ぶりの出場だけに「ここ数年(出場の)チャンスがなくてね。久々にチャンスが回ってきた。これまで来た時とはまた違うゴルフを見せてあげたいなという気持ちでプレーはしている」と意気込む。
20回目となるトロフィーを掲げる姿を福島のギャラリーに見せるためにも、明日も手綱を締め、ラウンドに向かう。(文・間宮輝憲)