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痛恨のトリプルボギーにめげずに川村昌弘が大好きなアジアで3位浮上!

痛恨のトリプルボギーにめげずに川村昌弘が大好きなアジアで3位浮上!

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年1月27日 19時17分

レオパレス21ミャンマーオープン 3日目◇26日◇パンラインゴルフクラブ(7,103ヤード・パー71)>

アジアンツアーと国内男子ツアーの共同主管大会「レオパレス21ミャンマーオープン」で光り輝いているのは、賞金王の宮里優作だけではない。プロ転向直後から世界転戦を開始し、アジアはすでに“庭”となっている川村昌弘が、大好きな地でトータル8アンダー・3位タイで最終日を迎える。

<動画>レオパレス21ミャンマーオープン3日目、日本人選手ハイライト

3番でボギーが先行したが、4番ですぐさまイーグル奪取。6番もバーディとして勢いに乗ったかに見えたが、7番で落とし穴があった。最難関の7番パー4でティショットを「打った瞬間OB」と、ミスを重ねてトリプルボギー。「7番だけでした。ほかは完ぺきです。距離が長いので少し力がはいったかもしれません」と一瞬、崩れかけたが、そこはアジアンツアーをこよなく愛する川村。その後はきっちりと2バーディを奪い、終わってみればスコアを一つ伸ばし、優勝戦線に踏みとどまった。

今年は川村にとって勝負の年だ。といっても、本人はそんなそぶりを一切見せない。「ゴルフができるならどこへでも行く」のが川村流。昨年はアジアンツアーのシードも落とし、国内は第2シードの71位と、結果は出なかった。それでも、アジアの地を踏むと躍動するあたり、よほど水が合うのだろう。2013年にツアー初優勝を飾ったのも日亜共同主管大会の「アジアパシフィック パナソニックオープン」。ここで優勝して、アジア、日本の両シード獲得となれば、実に川村らしい。

「優勝争いも久しぶりなので。緊張するとは思いますけど、それも去年までを思えば幸せなことです」。アジア各国、アフリカ、欧州、ロシアと渡り歩いてきた渡り鳥ゴルファー。「よくても悪くても明日はエンジョイしたい」。第二のふるさと、アジアで久しぶりに勝利の美酒といきたいところだ。
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