それゆえ復帰への準備段階では、アイアンでのスイング作りも重要なポイントに。「トンカチで釘をバチっと打ちつけるようなタイミングが理想。それがベースになれば距離感が合ってくる」とショットを念入りに磨いてきた。
予選落ちした「日本プロ」では「いい当たりで打てるかわからない状態で、距離感を合わせるのが難しかった」ものの、以降の1か月半で理想に一歩近づけてこの日は「平均点以上のプレーができた」と振り返った石川。この日はアイアンショットに対する不安と腰痛という2つの要素を払拭、この勢いが持続できれば復活優勝も視界に入ってくるだろう。