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ツアー2勝目の小平智、優勝を手土産にいざ“打倒遼、松山”

ツアー2勝目の小平智、優勝を手土産にいざ“打倒遼、松山”

配信日時:2014年8月3日 17時29分

ダンロップスリクソン福島オープンゴルフトーナメント 最終日◇3日◇グランディ那須白河GC(6,961ヤード・パー72)>

 国内男子ツアーに今季から新設された「ダンロップスリクソン福島オープン」の最終日。トータル12アンダーの3位タイからスタートした小平智が2013年の「ANAオープン」の小田孔明以来となる最終日ノーボギーのラウンドで4つ伸ばしトータル16アンダーで逆転、うれしいツアー2勝目を挙げた。

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 「トップと3打差あったので、前半にスコアを伸ばして目標は“18”」とコースに入った小平。1番のセカンドショットでピン1.5メートルにつけ幸先良くバーディ発進。さらに4番、8番でもバーディを奪いスコアを前半で3つ伸ばした。

 後半では、スコアを落とす上位陣を尻目にパーで凌ぎスコアをキープし首位に立つと、13番で4メートルのバーディパットを決め2位の永野竜太郎に2打差をつけた。そして17番パー3では、ティショットをきっちりグリーンに乗せてバーディチャンス。しかし「入れたすぎて」と強めに放ったパットはカップの横をすり抜け3メートルも奥へと転がっていってしまった。

 ここでボギーを叩くと2位と1打差になるパーパットをきっちり沈めパーをセーブ。「キーポイントだった」と“ナイスパー”でピンチを凌いだ。最終18番では1.5メートルのバーディパットを外し「最後はバーディで決めたかったな(笑)」と悔しいフィニッシュとなったが、そのまま2位と2打差をキープしホールアウト。その後2打差で小平を追っていた後続の太田直己がサードショットを外したためそのまま優勝が決定。思わずピースサインも飛び出し、嬉しいツアー2勝目を果たした。

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