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“魅せるプレー”で男子ツアー復活へ 石川遼、前澤杯で示した使命感

「前澤杯」での11日間を終えた石川遼。ツアーをけん引する選手の一人として、何を思ったのか。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2025年4月27日 19時30分

<前澤杯 最終日◇26日◇MZ GOLF CLUB(千葉県)◇6652ヤード・パー70>

前澤友作氏が所有する完全非公開のプライベートコース「MZ GOLF CLUB」で行われた新規大会。異例の10日間にわたり開催され、これまでにないスケールのプロアマ戦や、各組にラウンドガールが帯同するなど、話題性に富んだ大会となった。プロアマ戦を含めると、11日間という長丁場を戦った石川遼は、大会を終えて何を思ったのか。

【写真】最後はラウンドガールズが祝福

前澤氏所有のスーパーカーが来場者を出迎え、各組にはラウンドガールが帯同。スタートホールでは音楽が流れ、クラブハウスの正面玄関にはレッドカーペットが敷かれている。ゴルフ場とは思えない非日常感に包まれていた。

石川は女子プロの菅沼菜々と予選2日間をプレーし、その異色の組み合わせも話題を呼んだ。男子ツアーの人気向上を期待された一戦で、「選手として精一杯やりました」と振り返る。

プロアマ戦には通常、大会スポンサー企業の関係者が参加することが多いが、今回はファンがプロと一緒にラウンドできるという、夢の体験が提供された。お金を支払った参加者に報いるべく、「きっとみんなも各々頑張ったと思います」と石川は話す。長年ツアー人気をけん引してきた視点からも、選手たちがプロアマで出来る限りの“おもてなし”を尽くし、大会を盛り上げたと見ている。

あとは「(また一緒に)回りたいな、と思ってもらえるかどうか」。この大会がさらに盛り上がるかどうか、その答え合わせは来年以降になりそうだ。ただ、「僕たちは技術的な部分で精一杯やることしかできない。あとは運営とJGTO方々が力を合わせて、男子ツアーが盛り上がる方向になればいいと思います」。人気回復のために、惜しみなく協力していく構えだ。

近年では中島啓太や金谷拓実が賞金王となり、海外へ羽ばたいていったように、若手が日本ツアーで力をつけていることは間違いない。あとは人気回復のために、選手たち自身は何をすべきか。

石川の答えはシンプルだ。「自分たちが力をつけること」。選手にとって最も重要なのは、“プレーで魅せる”こと。ツアーをけん引する石川は、そんな使命感を胸に4日間を戦い抜いた。(文・齊藤啓介)

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