ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

ランクトップ浮上で立てた誓い「賞金王を取りにいく」 タフな富士桜を戦い切った金谷拓実が今季2勝目

4日間60台を並べた金谷拓実。難関・富士桜を制圧した。

配信日時:2023年9月4日 07時00分

17番バーディで力強いガッツポーズを見せた金谷拓実。目指すのはもちろん賞金王だ
17番バーディで力強いガッツポーズを見せた金谷拓実。目指すのはもちろん賞金王だ (撮影:鈴木健夫)

<フジサンケイクラシック 最終日◇3日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>

金谷拓実が今季ツアー2勝目を挙げた。トータル8アンダーで2位の片岡尚之に4打差をつけ、アンダーパーがわずか8人という“真のモンスターコース”での激戦を制覇。ウイニングパットを決めた瞬間、「やっと終わった」と肩の荷が下りたほどだ。

石川遼の夏はバケットハットが定番スタイル【写真】

「今年は、調子がいい状態でシーズンに臨めてるし、毎週、優勝のチャンスがある中でプレーできている。今週も落ち着いてプレーができました。複数回優勝するのも、(2020-21年以来)2シーズンぶりなんですね。今年はもっと優勝できる自信もある」

難セッティングのなか初日、2日目を「68」、3日目を「69」、最終日が「67」とすべてアンダーパーで回ったのは金谷ただひとり。そして2日目から首位の座を守り抜いた。最終日は最終組で東北福祉大の1学年先輩・片岡とプレー。「本当にミスをしない。ちょっと長いパーパッドが残ってもしっかり決めるし、1つのミスで悪くすることもない。やっぱりすごい」と言わせるほどの圧巻のプレーだった。

4日間、「歩くスピード、呼吸の仕方」を注意し集中力をキープ。「どうしても速くなりがちなので。特に、ミスをした後とかは。難しい、プレッシャーがかかった場面では、それを安定させることを意識しながらプレーしてました」。この難コースでアンダーパーを維持し続けた要因を明かす。

これで中島啓太を抜き、賞金ランキング1位にも立った。しかし決して簡単に賞金王になれるとは思ってはいない。「賞金ランキングを争ってる選手は、若くて上手な選手が多い。毎週みんな優勝争いをすると思うし、僕も状態がいい。毎試合優勝を目指してやっていきたいなと思います」。自信だけでなく警戒心もしっかり持ち合わせる。「もちろん、賞金王を取りにいく気持ちで」臨んでいく今後のシーズンは、さらに熱い争いになるはず。その中心に立ち、ツアーを盛り上げていく。(文・高木彩音)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト