今季は海外遠征も積極的に行い、先週までの国内賞金ランキングは55位にとどまっていた。今大会は前年覇者の資格で出場。「納得のいくようなプレーはできていない。調子が上がってきたのでいい感じで締めくくれれば」と開幕前に話していたが、しっかりと調子を上げて14回目の出場とよく知る庭でベテランの技を発揮した。
「大勢のギャラリーの声援があった。『谷原がんばれ、谷原がんばれ』と言っていただいてありがとうございます。来年はもっと若い選手が出てくると思う」。今年44歳を迎えたベテランは、まだまだ若手の壁となって立ちふさがる。
