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石川遼が4年ぶりにプロ初優勝大会に戻ってきた! 感想は「グリーンは本当に速いなー」

石川遼が4年ぶりにプロ初優勝大会に戻ってきた! 感想は「グリーンは本当に速いなー」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年11月2日 19時01分

日本オープンのときは新しいドライバーで、弾道がダイヤモンドのときより変わったと思いました。フェードがちょっと弱くなったというか、ストレートに近い感じになっていて、めちゃくちゃドライバーがうまい印象があります。あとはアイアンの球の高さもすごい。プロとしてツアーに出続ける彼を見るっていうのは1つ注目です」と期待を寄せている。自分自身がプロデビューした14年前については「いまの蝉川君ほど完成されていなくて、プロのすごさに感嘆する日々だった」と振り返る。

「優勝争いを目指す」という石川に目標スコアについて聞くと、「4日間で15アンダーはいきそうです。僕が勝ったときよりも選手全体のレベルが上がっていると思います。僕が勝ったときは9アンダーでしたから」と答える。

蝉川が「目標は25アンダー」と答えたと伝えると、驚きの笑い声を上げた後、「日本オープンで15アンダーが出せる人だったらあり得ますね。ここで20アンダーは絶対にいける」と真顔でいう。蝉川は4日間でアンダーパーが5人というタフなセッティングの日本オープンで、トータル10アンダーの唯一2ケタアンダーを叩き出して優勝。一時はトータル15アンダーまで伸ばしていた。

続けて「4日間25アンダーはいまの自分のプレーでは想像できないし、いくらはまっても出せないと思っています。いかに高い確率で10アンダーを絶対に超えるとか、15アンダーを超えるとかを、自分に求めているところ。4日間回って15アンダーを100回挑戦したときに、何回超えられるかを自分に課したいです」と話す。年間通して勝負するツアープロらしい考え方だ。そのうえで「ものすごく高いポテンシャルを持っている恐ろしい選手」と蝉川を表現する。

「当然負けないという気持ちでやりますし、彼のゴルフ人生の新たなショーで一緒に争えればと思います」と、規格外のルーキーとの戦いを楽しみにしながら、14年ぶりのABC優勝を目指す。(文・下村耕平)

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