ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

試合の朝の練習場で弾道計測器を使うプロが急増! 金谷拓実は“コンバインテスト”で「1球1球が真剣になる」

試合の朝の練習場で弾道計測器を使うプロが急増! 金谷拓実は“コンバインテスト”で「1球1球が真剣になる」

配信日時:2021年11月18日 09時01分

■金谷拓実は60球の『コンバインテスト』を毎朝行う

「その日の距離感を掴む」というプロが多いなかで、今年からトラックマンを使い始めた賞金ランキング1位の金谷拓実のトラックマンの使い方が興味深い。毎朝、「精度で得点が出るコンバインテストをやっています」というのだ。

トラックマンの『コンバインテスト』は、60、70、80、90、100、120、140、160、180ヤードを狙うショットとドライバーショットの各3球×2セット、合計60球で行う。ドライバー以外は縦距離と方向性、ドライバーは方向性の正確さで採点され、最後に総合得点が出る。そのスコアは「MyTrackman.com」に送られ、世界中のゴルファーとスコアを競い合うことができるのだ。

金谷は「90点を越えていたら調子がいい。風とか気象条件で変わるので、その日の飛び方を確認します。きょうはいつもより飛ぶなと思ったらテンポを意識します」と語る。金谷はサラッと90点といったが、トラックマンのツアー担当、青木貴裕氏によると、「90点台を出すのは大変です。米ツアーのトップ選手でも80台後半が多い。90点台を出すとランキング上位に入ります」とのこと。

実際、金谷がマークしている「91.6」は、21年の世界中のランキングで5位にランクインしている。1位は英国のトップアマだが、3位にはパトリック・リード(米国)、9位にはビクトル・ホブラン(ノルウェー)といった米ツアーのトッププロの名前もある。今年、90点台をマークしているのは、金谷を含めて12人しかいないのだ。余談だが、この『コンバインテスト』は、アメリカの多くの大学がゴルフ特待生の入学試験に採用している。

金谷はナショナルチームのコーチ、ガレス・ジョーンズ氏から『コンバインテスト』を勧められ、5月から欧米ツアーを転戦した2カ月間で実施したところ、「いい練習」だと気づいた。「風が吹くなかで、テンポ、振り幅、球の高さをコントロールしないといけないので、それが自然と身につく。1球1球の練習が真剣になります」と、いまでは毎朝の日課となっている。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト