ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

試合の朝の練習場で弾道計測器を使うプロが急増! 金谷拓実は“コンバインテスト”で「1球1球が真剣になる」

試合の朝の練習場で弾道計測器を使うプロが急増! 金谷拓実は“コンバインテスト”で「1球1球が真剣になる」

配信日時:2021年11月18日 09時01分

■試合の朝には弾道計測器は使わない派もいる

藤田寛之は賞金王になった12年の終わりから、国内男子ツアーでは初めて個人持ちでトラックマンを持ち運ぶようになった。「当時は海外メジャーに出ていて、向こうの選手は持っている選手が多かった。国内では誰も持っていなかったけど、ヤマハさんが賞金王のご褒美に買ってくれたんです」。現在所有している『トラックマン4』はもう3台目となる。

しかし、藤田は試合の朝には使わない。「自分はどちらかというと感覚を大事にしているので、ラウンド前には使いません。トラックマンって見たくない領域まで見せられてしまうので」と理由を語る。藤田がいう「見たくない領域」とは現実と感覚のズレだ。「シャットフェースなのにスライスするとか、オープンフェースなのにドローするっていう世界がある。そういう世界は受け入れない方が良い」と考えている。

藤田が使うのはもっぱらラウンド後。「5番アイアンをきょう使ったけど飛んでなかったとします。それで、いま自分の5番アイアンがどれくらい飛んでいるのかとか、全部キャリーで調べたりします」と答え合わせに活用する。また、「同じ5番アイアンでも190、185、180、175ヤードっていう打ち分けを練習したりするんです。番手の幅のなかで打ち分ける。それを朝からやっていたら、きりないから」と笑う。

3年前からトラックマンを使う杉山知靖は今年の10月に行われた「ブリヂストンオープン」でツアー初優勝を挙げた。杉山もまた試合の朝はトラックマンは使わない。トラックマンで一番気にしているのはクラブがボールに入ってくる入射角だという。「7番アイアンで−4度ダウンブローならOK。これで試合になると−6度とか−7度になる。練習場で−7度が出たら最悪。フェースがかぶって飛びすぎてしまう。フェニックスCCみたいな洋芝のゴルフ場ではボールが沈んで上から入れたくなってしまうので、特に注意しています」と活用法を語る。

22歳の大学生プロ、石坂友宏はトラックマンを試していて購入を検討中。「僕は距離よりも全番手のスピン量を見ています。スピン量の目安は“番手×1000”。7番アイアンでは6500〜6800回転くらいないと、ツアーの硬いグリーンでは止まらないんです。買ったとしても試合の朝に使うかどうかは微妙です。考えすぎてしまうので」と、トラックマンの使い方をイメージしている。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト