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浅地洋佑はイーグル締めで最終日最終組に滑り込み 「1打差で終われたのはすごくプラス」

浅地洋佑はイーグル締めで最終日最終組に滑り込み 「1打差で終われたのはすごくプラス」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年11月6日 18時39分

ドライバーを振り続けた浅地洋佑 ウェッジの技術があってこそのマネージメントだ
ドライバーを振り続けた浅地洋佑 ウェッジの技術があってこそのマネージメントだ (撮影:村上航)
マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇6日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>

最終18番パー5。浅地洋佑は残り200ヤードのセカンドショットで7番アイアンを握ると、ボールは思い描いた通りのドローボールでピンの2.5メートルにピタリ。このイーグルパットを沈めて、首位と1打差のトータル12アンダー・3位タイ。トータル13アンダーで並んだ堀川未来夢と石坂友宏との最終日最終組に滑り込んだ。

浅地洋佑のウェッジ5本、撮影しちゃいました【写真】

「1打差と2打差ではだいぶ違う。1打差で終われたのは、あしたに向けてすごいプラスになりました」と会心のショットに表情も明るい。実はこの18番のセカンドショットは、「右バンカーでいいかなと思っていましたけど、当たりが悪ければバンカーどころか、池もあった。けっこう一か八かのショットが完璧に打てました」とリスクのあるショットにトライしていた。

そんな浅地の攻め方で気になったのは、362ヤードの打ち下ろしの7番パー4。距離は短いもののフェアウェイが狭いため、多くの選手はドライバーを持たずに、フェアウェイウッドやアイアンでティショットを刻んで打つ。しかし、浅地は迷わずドライバーを握って左のファーストカットへ。ピンまで55ヤードのセカンドショットはウェッジでピンの右1.5メートルにつけるも、バーディパットは入らずパー。結果的に2打目はほぼ完璧な距離感だったが、なぜわざわざフルショットできない中途半端な距離を残したのか。

「今週はショット自体が絶好調ではないので、どうせ曲がるならドライバーでいこうと決めていました。(パー3以外は)今週は全部ドライバーを持っています」と明かした。中途半端な距離が残っても「ウェッジの本数がいま多いので、100ヤード以内の距離はけっこう自信を持って打てる」と苦にしていない。

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