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驚異の「58」を振り返り「若かったな」 石川遼が2年ぶりの和合に挑む

驚異の「58」を振り返り「若かったな」 石川遼が2年ぶりの和合に挑む

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2021年4月28日 17時10分

マッチョになった石川遼は和合を前にしてこの笑顔
マッチョになった石川遼は和合を前にしてこの笑顔 (撮影:岩本芳弘)
中日クラウンズ 事前情報◇28日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>

最終日に「58」をマークして6打差から逆転した11年前。「これくらい極端に、アグレッシブに攻めるっていう気持ちが合ってるんですかね」と、ドライバーで攻めまくり、短いクラブでピンを狙った2010年大会。「あれを初日からやっていたので、若かったなと思います」と、当時を振り返ると笑みが漏れる。

石川遼の2021年ドライバースイング【連続写真】

昨年から田中剛コーチと新たな取り組みを始めてから、初めて臨む「中日クラウンズ」。スイング改造に加えて、マネジメント重視のゲームプランを組み立ててきた。「今までと違うものが見えるようになった。ドライバーを全ホール持つにしても、持たないにしても、つじつまが合っていればいい。もう1回新たな気持ちで挑戦したい」と、様々な攻め方を考えている。

しかし、刻めば安全ともいえないのが和合の難しさ。グリーンが狭く硬い上に、砲台も多い難コース。「ラフからのショットがグリーンに乗っていて、バーディパットを打てているのが、和合だと当たり前のようで意外に難しい。刻んだときは、セカンドのプレッシャーが強まる」と警戒感もある。

グリーンを狙うショットを課題に挙げる一方で、「それがおもしろいところ」と語る。「非常に考えることが多いコース。もう1回、新しい気持ちで挑戦したい」。この1年での取り組みが和合でどう出るか、まずは腕試しといきたいところだ。(文・谷口愛純)

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