チーピンなどの致命的なミスが出るならまだしも、あえてスイング改造に踏み切るのはリスクが高いと内藤は考えている。
内藤「全体のスイングを見てもほぼオンプレーンに振っているし、スランプになりそうな大きなクセは見当たらない。強いていえば、左足体重のままダウンブローで振っているし、フェースローテーションが少ないぶん、強いボールになっている。それが飛びすぎる要因でしょう」
■本日のミッション2『アイアンのスピン量を上げたい』
ミキヤが気になっていたことがもうひとつ。アイアンショットでのスピン量だ。
ミキヤ「スピン量が少なくて。前に米国にあるタイトリスト本社でスピン量を計測したんですが、7番アイアンで6200〜6500(回転/分)だったんです」
理想のスピン量は『番手×1000(回転/分)』と言われているため、これに習うなら確かに少なめ。弾道計測器トラックマンの公式サイトでは米ツアーの平均データが公開されていて、7番アイアンに関しては男子ツアーが「7079(回転/分)」、女子ツアーが「6699(回転/分)」となっている。
