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チャン・キム快走の横で「ボロ負け」 石川遼は耐える1日で5打差に後退

チャン・キム快走の横で「ボロ負け」 石川遼は耐える1日で5打差に後退

配信日時:2020年12月4日 16時53分

石川遼はアイアンショットが不調だったものの、コースマネジメントで踏みとどまった
石川遼はアイアンショットが不調だったものの、コースマネジメントで踏みとどまった (撮影:佐々木啓)
ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目◇4日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

同組のチャン・キム(米国)がスコアボードを駆け上がっていく一方で、自身のプレーは「1日の勝負ならボロ負け」と振り返った。

石川遼の“超振り遅れ”動作の意味は?【写真】

アイアンショットを課題に挙げた初日に続き、なかなかチャンスにつかないホールが続く。数字で見ればパーオン率が77.87%の2位タイと上々に見えるが、ピンの逆サイドに乗ることが多く、「全部ミスショットと言っても過言ではない内容で、これだけの風。ロングパットが非常に多かった」と、しのいでしのいでの18ホールだった。

初日に2アンダーで回ったアウトの前半も、この日は7番から連続ボギーを叩くなど2オーバーで折り返し。8番パー3でも1オンに成功したものの、15メートルを3パット。パターでのリカバリーも思うようにいかず、苦しい展開が続いた。

その中でも再浮上できたのは、「とにかく普段よりもピンにいけない感じがしたので、それを無理に行くよりは、ロングパットに頼っていくのもひとつの選択肢。完璧は求めていないけど、ミスするならここ、という感じで、絶対に寄らないところには外さない」と、最低限のマネジメントを徹底。左サイドに崖、右にはフェアウェイバンカーがある10番パー4では、「(ティショットで)右のバンカーはOKにしていた。わざとじゃないですけど、バンカーから上の段に乗せてパー」。13番パー4でも、左バンカーを避けてピン右15メートルに2オン。ここでもロングパットが残ったが、2パットで沈めて13番までパーを重ねていった。

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