18年に日本一のタイトルを手にしたが、昨年は未勝利で賞金ランクは49位に甘んじた。「絶対1勝しよう」と臨んだ今年。コロナ禍で試合がない期間は安定したショットを続けるためのトレーニングを重ねてきた。パワーゲームが主流となる中でも、「またメジャーで2勝目を飾ることができて、自信にもつながる。フェアウェイキープを大事にしたい」と持ち味をさらに磨いていく。
ナショナルオープン2勝目というだけでなく、今回は“新婚V”といううれしいタイトルも加わった。今年の2月に入籍し、「妻はどんなことがあっても一番の味方でいてくれる。大黒柱というほどではないかもしれないけど、自覚は芽生えた」。鹿児島の自宅で待つ妻へ、まずは一番に喜びを伝えたい。(文・谷口愛純)
